今のところ対応のwince.nlsが無い為、インターネット、 InboxなどOSベースでの日本語エンコードができていないベータWM5.0のHimalayaである。
これは日本語のWM5.0 SDKや日本語OSを持ったPDAが登場すればおそらく解決されるであろうが、
それを待てない「吾作どん」 なAsukalは今も研究を続けるのであった!
参考資料→ ★WM5.0のエンコード★
実はエンコードの問題はwince.nlsと言うファイルでほぼ取り扱われている事は同志も知っているはずである。
しかしこのファイル、WM5.0のOSから抜き出すことはできてもそれに手を加えることは、通常の方法ではおそらく不可能であろう。 もちろんバイナリベースでソースをやりくりできるようなプログラマーにとってはたやすい事であろうが、
いんちき野郎のAsukalには現状手の負える代物ではない。 もちろんWEB上を調べればMSのサイトでそのwince.nlsの作成の仕方、編集の仕方が見つけることはできた。
が、やはりその方法はチンプンカンプンである・・・・
実はもう一つ非常に気になっているファイルがある。 これはAsukalがPDAの日中二ヶ国語化を始めたころから気になっているファイルである。
その名を mlang.dll と言う、 内容はバイナリのソースとおびただしい数の言語情報とそのエンコードの情報なのである。
下記はそのほんの一部である
4640, "韓国語 (EUC)"
4641, "簡体字中国語 (HZ)"
4642, "Unicode (UTF-7)"
4643, "Unicode (UTF-8)"
4644, "中央ヨーロッパ言語 (DOS)"
4645, "キリル言語 (DOS)"
4646, "タイ語 (Windows)"
4647, "日本語 (シフト JIS)"
4648, "簡体字中国語 (GB2312)"
4649, "韓国語"
4650, "繁体字中国語 (Big5)"
4651, "ヘブライ語 (ISO-Logical)"
4652, "自動選択"
4653, "アラビア語 (ASMO 708)"
4654, "アラビア語 (DOS)"
4655, "ヘブライ語 (DOS)"
おそらくwince.nlsがエンコードを持ち、それをOSやアプリに受け渡しをしている、 或はアプリに送る指図書の様な役割ではないだろうか????
まったく予想の域を出ていないのであるが、wince.nls が配給米とすればmlang.dllはレジストリと組んでそのお米をどこの誰に、どれだけ配るか・・・ そのような指示が記載されているのでは??(配給の時代はAsukalは生まれていなかったぞ!)
ためしにエンコードは有効にならぬがWM5.0に2003se用のwince.nlsを上書き、そして同様にPPC2003seのmlang.dllとmlang.dll.0409.muiをWM5.0のHimalayaに書き込む。
通常PPC2003se用のwince.nlsだけ書き込んだ場合はOSはそれを認識しせず、 まったく何事も無かったように動作するのだが、同時にmlang.dll系を入れてやると・・・・
IEやInboxと言ったエンコードを必要とするアプリだけハングするのである。やはりエンコードを呼び出そうと試みているようだ!
mlang.dll、 これはひょっとしてwince.nls無しでOSのマルチ言語を操る新しいキーワードになるのではと、一人、 勝手に今日も戦うAsukalであった!