写真左はSMSの日本語表示 右はU-Mail
V880の詳細はここ(中国語サイト)で見てもらうとして簡単なインプレを紹介したいと思う。
契約内容はつきの基本料金が下記のようになっている。
135元1ヶ月 含む300元の市内通話/市内通話着信料無料
200元1ヶ月 500MBのデータ通信料
5500元の通話料を先に契約した際の引き落とし銀行口座に入れておけば端末機の代金は無し。
毎月の通話料の半額を上記口座から差し引き残りの半分は別途支払いする仕組みで国際電話料金はこの場合当てはまらず別途支払う必要がある。
海外ローミング(CDMAの)は現在日本/アメリカ/オーストラリアを含む十カ国、ローミング先でのCDMAデータ通信は不可。ローミング申請は5000元の保証金を預ける必要があるがシンセンの住民票のある者はこの保証金が要らない。(Asukalの部下の名前で登録したが現在彼はシンセンの住民票=身分証明の発行待ちで2ヶ月先に入手可能。シンセン籍をとるには試験制である)
まずは大きさだがSony Ericssonを一回り小さくした大きさで手には結構しっくり来る。
契約時には予備電池とBluetooth Head Setがサービスでついてくる。↓
Bluetooth(以下BTと表記)でのデータ通信の設定は特に必要なくDate CommをBTに指定しておけばよいのだが他のBT携帯電話と違いBTダイアルアップでPDA/PCとボンディング(ペアリング)ができない変わった仕様になっていた。とりあえずObexやFile Transferでボンディングできたのでそれから接続する。ダイアルアップで一生懸命つなごうとしてもV880のほうでボンディング要求などが一切登場しないので何時までたってもPDA/PCの方で接続エラーとなりつながらない。下はボンディング後PCのBTマネージャーに登録されたV880の使用可能サービスアイコン

PC/PDAの方から新しいダイアルアップを作るのだが番号は#777、ユーザー名/パスワードはともにCardでよい。USBのCDMAデータ通信ドングルの時と同じだ。
つながると下記の画面が登場する。
上記に書いたように少々ボンディングが厄介だが丹念に時間をかければコツがつかめる。Asukalが通信テストしたのはデスクトップPC2台、VictorのNote PC,Sigmarion2,Sigmarion3,XdaO2II,iPaq3870と全てデータ通信できた。
明らかにGPRSより高速で気分がよい。どのPC上でも接続速度115.2kbpsと表示される。
WEBブラウジングも快適だ。

ただしダイアルアップの際のPC/PDAのネゴの時間はGPRS携帯電話/CDMA-USBドングルより若干時間がかかるような気もするが許容範囲だ。
これで快適なWEBブラウジングがノートPCだけでなくSig3でもできる。
参考
体積:65cc
重量:87g
2nd モニター : 6万5千 ELカラー
メインモニター: 26万色TFTクリアータイプ
電池: 820アンペア リチウムバッテリー
通話:160分
待ちうけ:200時間
64和弦音
内置30万画素デジタルカメラ(照明付き)
V880 と XdaII の組み合わせで、十分世界制覇を狙えるのではないでしょうか...(?)
ちなみに、ブラウザでも日本語表示可能でしょうか?
さて最近のMotorolaやNokiaの中国語対応端末は、中国語フォントに日本語の仮名が含まれているようです。よって日本語表示はかなりイケるようです。Nokiaは日本固有漢字(例:気、楽、学、などなど)は入っていないため、日本語SMSなどは多少豆腐表示になりますが、文面からは大体理解できます。MotorolaV880はいかがでしょう?私はいつも「気楽な学習」なんて日本語SMSを受信してみて、日本固有漢字が表示できるかどうかチェックしています。
ではこれからも情報更新楽しみにしています。
気楽な学習全て日本語表示できましたよ。SMSもU-Mailもです。
Pelitaさんへ
ブラウザは私のテストした限り(ってwindows ce fanのPPCページだけ)だめでした。
メールもPCのメーラーから日本語エンコードで日本語?打つと受信側V880で化けます。
PCのメーラーからUNICODE(UTF-7)或いはGBコードで送れば日本語で受信可能ですが件名は化けます。なぜかBIG5で送った日本語も化けました。
中国語OSのPCから日本語メールを送れば大丈夫そうです。