ここのところJasjar関係の話ばかりである。
たまには中国の話でもしよう。
福建省で武装警察 (以前は公安の管轄であったが現在は公安からも軍からも独立した内部的な治安維持を目的とした武力を行使する組織、もちろん災害派遣等で民間人のためにも出動する) 80数名が鉄砲水にまき込まれ死亡したニュースは日本でも知れれている事であろう。
当初は国家機関の内部問題としてこの事実を公開しようとしなかった。それが今までの中国では当たり前の事であったのである。
大雨による洪水で危険にさらされていた中学校へ救助の為に派遣された100名近い若者たちが一瞬にして消え去ったのである。
だがこの事実を隠すべきでないと人民たちが立ち上がった!是だけではない、SARSの時も公開されなかった事が多すぎた。
そんな人民たちの「知る権利」を考慮して政府は今後国家の体制に影響のない部分は公開し人民に知らせる為の法律を整備していく事を決定したようである。
是を聞いた人民たちは「裏返せば、今まで全て隠され、知らされていなかった」事を知らされたのである。
中国の基本的な法律は60年ほど前の共和国設立の頃のものがそのまま使われてきている。
公安の暴力的な取調べによる冤罪も問題になっている。
自白による殺人の罪で数十年間刑務所暮らしをしていた男が、被害者であり死んだはずの男がひょっこり現れて無罪となったりした事件が起こった。
当時の取調べ状況を批判し新たな法律として「公安は容疑者に対して暴力を使ってはならない」と言う項目が追加された様である。
↑新彊独立組織北京に宣戦(中国国外の同じ民族であるトルキスタンの人たちも支援している)
そして新彊やチベットでの民族運動もあまり知らされていない。もちろん知らされている部分は
それらの少数民族たちの中の過激派達と戦ったり殉職した中国の兵士たちの英雄の話は頻繁に報道されているが。
Asukaly yours!