さて他でもちょくちょく話題に上がるMulti SIMカードの話だ。
★Super SIM
Asukalが使用しているのはSuper SIM16と言うなんと16枚ものSIMカードをコピーできると言う恐るべきカードだ!と言っても一人で16もの電話番号を持つものはいないと思うがま、大きい事はいい事だと昔から言うではないか。
そしてこのカードをGSM携帯に入れておけばSIMを入れ替えることなく携帯電話の番号をスイッチ可能である。香港/中国を頻繁に行ったり来たり、或はその他の国へ頻繁に出張で出かける人には便利だろう。
ちなみにAsukalはXdaO2IIとSony Ericsson Z608両方に入れている。そして中国でいつも使う移動の2つのSIM,そして香港のCSLのSIMを書き込んでいる。そして状況に合わせて切り替え使っている。SIMを出したり入れたりするのは故障の原因になるのであまり好ましくない。(プリペイドの神洲行も数枚書き込んで遊んでいるが)
←はそのセット内容だ。以前は香港しか購入できず、ケーブル、CD,SIM カード、中国語の説明書セットでHK$290,カードのみではHK$90であった。最近では中国シンセンのショップにも見られるようになったが、価格は定かではない。以前は良く上海人の友人達に頼まれ香港で購入し上海まで発送していた(製造主は台湾メーカーで広東省東莞に工場が有る)
専用ケーブルでSIMをPCへ読み込みそれをSuper SIMに書き込むのだがシリアルのため転送速度は遅く6時間ほどかかる。下の専用ソフトをCDからPCにインストールする。
結構書き込みに失敗するが元SIMもSuper SIMもダメージは無いので再度書き込むをすれば良いが成功か失敗かは6時間後で無いと判明しないのはつらい。経験上書き込み中はPCでの作業を一切中止し、スクリーンセイバーもオフにしておけば多分間違いが無いので、仕事が終わった夜中に書き込むとか、遊んでいる骨董PCで書き込むとかの手段を使えば良いだろう。
Asukalはペンティアム133MHZのソーテックノートで行った。PCの性能が良くても悪くても書き込む時間はほぼ変わらない様だ。 (下記はその専用ソフト)
フィリピンのGlobeのSIMは何度やっても書き込めなかったが中国移動、聯通(GSM)や香港CSL,神洲行等は問題なく書き込めた。
ただこのSIMだが今までに数回壊れてしまって再度書き込みも出来なくなったりした。いきなり認識しなくなることが有るのでMasterのSIMか、余分に書き込んだSuper SIMをスペアで持つ事をお進めする。
いったんPCに読み込んだマスターSIMの情報はそのままPCに保存しておけば新しいSuper SIMに書き込むのは数秒で完了する。初めだけが大変だ。
使い方はいたって簡単でSuper SIMにSIMを書き込む際5桁の選別番号を決めておく、中国移動=00001--香港CSL= 00002と言った感じだ。そして携帯電話を起動した際に暗証番号を尋ねてくるので先ほど決めた番号で呼び込みたいSIMを決定すれば良い。
携帯電話が起動中はメニューから下記の要領でラインを選択しすれば自動で携帯電話が再起動して電話番号が切り替わる。この時は暗証番号はいらない。
上はO2/下はSony Ericsson; Start Menu---Super SIM---Line Switch---Select Line
非常に便利だが携帯の機種や特定のキャリーSIMによっては読みこめなかったりするので覚悟の上で挑戦していただきたい。(日本のFormaやVodafone等のカードに関しては不明)
そのほかこの同梱CDには着メロや住所録などの編集機能が有るが最新の和音に対応していない、MIDIのみなので今となっては時代遅れかもしれないので使わないだろう。
★SIMケース
中々持ち歩く際に収納に困るSIMカードだ。財布の中に入れたり名刺入れに入れたり、デモなんかの拍子に落としそうで怖い。以前AsukalもSDカードケースに入れたり、香港で売っている(日本でも売ってた)お口すっきり接吻前のお供、名前は忘れたがぺらぺらのミント味とかある例の(わかるかい?)やつのケースに入れたりと。
有る日香港のモンコック女人街のマーケットで非常に優れた道具を発見した。
たこ八カード x 1(オクトパスカード=地下鉄などの交通機関で使用可能なプリペイドカード)/SIM x 3枚収納可能な超優れものだ。ちょうど銀行のキャッシュカードなどにおまけで付いてくるカードケースと同じサイズと思っていただければ良い。
またそのデザインもこだわり者を満足させる超デザイン、そっしてその種類の多さできっとその選択に迷うであろう。Asukalもかなり迷ったがまとめて10枚買ってしまった。一枚HK$3ほどだが10枚ほど買えばHK$15ほどに負けてもらえた。(一年も前なので記憶が定かではない)
↑ラメ+アバンギャルドなデザイン。こだわり者の貴殿の所有欲をきっと満足させます!全てのデザインを所有したくなるほどそのデザインはすばらしい(の?)
SIMを各3枚ずつ挿入の図。
しかしたこ八カードもSIMも結構密着し取り出すときに根気が要るのも、 なにやらわがままなイタリア車と付き合うような愛らしさにもつながりさらに所有欲をかきたてる!
GSM,CDMA 両用のウルトラ SIM Card とかも、そのうち出そうですね...
(余談ですがインドネシアでは、GSM の3社、CDMA の3社、共に全てプリペイドでデータ通信可能、ポストペイドで定額サービス、という形になっています。世界中こうなるといいですね...)
中国はGSMx1社(中国移動通信)
CDMAx1社(中国聯通公司)
この広大でたくさんの人口のいる国でこれは異常な経済体系と思いますがそのあたりがまだまだ共産主義国家のなせるところでしょうね。